2025/10/6(月)第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」
あらすじ
松野家が貧乏から脱出するため、トキは結婚して婿を迎え働き手を増やそうと考えました。そこでトキは縁結び神社で知られる八重垣神社の境内にある池で恋占いをするものの、その結果は散々なもので、トキは落ち込んでしまいました。
帰宅してもトキは落ち込み続けていました。そんなトキを見るに見かねて、司之介とフミはトキの見合いの相手を探しを開始。司之介とフミは見合い相手探しに奔走するものの、良い縁談を見つけることはできませんでした。
困り果てたフミは雨清水家を訪問。トキの見合い相手を探してほしいとタエに頼みました。しかし、すでに傳から事情を聞いていたタエはすでに見合い相手探しを始めていました。それを知ったフミは複雑な気持ちになりました。
そんな中、トキと一緒に八重垣神社で恋占いをした機織り工場の織子仲間のせんは、恋占いの結果の通り結婚が決まりました。チヨと雨清水家の三男・三之丞はせんを祝福。恋占いの結果の通りになり、トキは焦りを募らせました。
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感想
八重垣神社の恋占い
前週の最後に描かれた恋占いの結果から今週がスタート。
恋占いではチヨちゃんとせんちゃんは、紙を浮かべたらすぐに岸辺で沈み始めました。
すぐに沈んだという結果は、良縁が見つかるまでに時間がかからないということの暗示。
岸辺で沈んだという結果は、良縁はすぐ近くで見つかることの暗示。
そして占いの結果のとおり、せんちゃんの縁談が決まりました。
すぐに決まりました。
しかも近所の人と。
勘右衛門ジイは、八重垣神社は由緒正しい神社だから占いは当たると力説していましたが、勘右衛門ジイの力説の通りになりました。
そして力説の通りになって困るのがトキちゃんです。
チヨちゃんとせんちゃんは、紙を浮かべたらすぐに沈みました。
一方でトキちゃんは、これは推定ですが何時間もかかった様子です。
沈むまでの間に、八重垣神社の池には何人もの人が恋占いをしにやってきたみたいなので。
ということは良縁が見つかるまでにかなりの時間が必要という結果。
チヨちゃんとせんちゃんはまた、浮かべた紙は岸辺で沈みました。
一方でトキちゃんは、浮かべた紙が向こう岸までたどり着いてやっと沈みました。
ということは良縁はどこか遠いところにあるという結果です。
18歳の女の子で、すぐにでも結婚したいという立場でこの結果、これはさすがに落ち込みます。
帰宅しても落ち込み続けるトキちゃん。
翌日、機織り工場に出勤しても落ち込み続けていたのでしょうか。
傳さんがすでに事情を知っていたので。
フミさんとタエさん
フミさんが一人で雨清水家を訪問しました。
訪問の目的は、トキちゃんの見合い相手探しを頼むことです。
フミさんが見合い相手探しに奔走する姿は描かれませんでしたが、司之介さんと同様に見合い相手を見つけることができなかったのでしょうか。
もしかすると「怪談が好きな方」だの「働き者の小豆洗い」だのというマニアック過ぎる条件にこだわり過ぎて見つからなかったのかもしれませんが。
「怪談好きで働き者で士族の小豆洗い」に至ってはほぼほぼ見つからないものと思われますが・・・
さて、雨清水家でフミさんとタエさんが対峙。
とても見応えのある場面でした。
傳さんから事情を聞いていたというタエさん、すでに見合い相手探し始めていると、ちょっとばかり得意げな表情で語りました。
そのタエさんの言葉を受けてフミさんは複雑な心境を吐露。
「それならそうと早く言って欲しかった」
この言葉を聞いて、フミさんは言いにくいことを堂々と言う人だなと驚きました。
しかし続けてフミさんが口にした言葉によって、言いにくいことでも言わずにはいられなかったフミさんの気持ちがよくわかりました。
そのフミさんの言葉とは、
「あの子の母親として」
です。
するとフミさんの「母親」という言葉にタエさんが静かに反応。
以下、ちょっとだけネタバレが含まれます。
「それは先走り過ぎました」と当たり前の返しでその場は収めましたが、養母と実母の静かなバチバチ感が見事な場面でした。
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週の主なトピック
第2週「」の主なトピックは次の3つです。
1:二度のお見合い
2:トキちゃんが結婚
3:米国ニューオーリンズ
【その1】二度のお見合い
第1週の最後で子役ちゃん時代を終え18歳になったトキちゃん。
今週は18歳になったトキちゃんが見合いに挑みます。
それも二度も。
一度目の見合い相手は松江藩の元武家の青年で中村守道。
彼はお父上とともに商いに従事しています。
武士の時代が終わり、新しい時代に親子ともども柔軟な生き方をしているようです。
そんな柔軟な親子から見て、トキちゃんの父と祖父の生き方は硬直し時代に取り残されているように見えたのでしょうか。
トキちゃんは相手に気に入られはするようですが一度目の見合いは失敗。
そして二度目の見合い。
二度目の見合い相手は貧窮足軽の次男で山根銀二郎という名の青年。
こちらの見合いはうまくいき、銀二郎くんは松野家に婿入りします。
しかし第1週の冒頭で描かれたとおり、主人公のトキちゃんは将来外国人と結婚します。
なので、二度目の見合いは成功するものの、この結婚は失敗に終わってしまいます。
【その2】トキちゃんが結婚
二度目の見合いは成功しトキちゃんは結婚。
しかも、結婚相手の銀二郎くんはなかなかの働き者で、しかもトキちゃんと同じ趣味を持っている。
同じ趣味とは怪談です。
トキちゃんと銀二郎くんは共働きで一家を支えつつも、趣味を共有できる仲。
良好な夫婦関係のもと結婚生活が送られることになります。
にもかかわらず結婚は失敗に終わります。
正確に言うとトキちゃんとの結婚が失敗に終わるのではなく、松野家への婿入りが失敗に終わるといった方がいいのかもしれません。
ちなみにトキちゃんとは良好な関係を築いていた銀二郎くん。
後々になってトキちゃんに復縁を求める場面が用意されています。
それほどまでに良好な夫婦関係だったのに結婚生活が破綻する理由。
原因は司之介さんと勘右衛門さん、二人のラストサムライの頑迷な生き方にあります。
【その3】米国ニューオーリンズ
今週、おそらくほんの数分とは思いますが米国ニューオーリンズの場面が登場します。
その場面に登場するのは、米国ニューオーリンズの新聞社で文芸部長として働いているヘブンさん。
数名のヘブンさんの部下たち。
そして部下の一人の女性記者イライザ・ベルズランド
イライザを演じるのは『マッサン』でエリーちゃんを演じたシャーロット・ケイト・フォックスさんです。
2025年の初夏の頃だったか、久しぶりにシャーロット・ケイト・フォックスさんの近況を知らせる記事がアップされていました。
近いうちに日本で仕事があるのでメディア露出を始めたのかな?とブログ主は推測していたのですが、どうやら日本での仕事が本作だったようです。
さて、イライザは極めて重要なキャラです。
ドラマの中では来日する場面も描かれます。
そんな重要なキャラがヘブンさんとともに第2週から登場します。
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先週の回であったジャイアントスイング
ワイのような古のプロレスファンはモンスーンやジョナサンのそれを思い出します、比較的新しいとこならば現石川県知事・馳選手の現役時代やめちゃイケでの極楽とんぼ・加藤さん
あとクラッシュギャルズの時のライオネス飛鳥選手の得意技でしたが、ネトフリドラマ「極悪女王」で飛鳥選手役の剛力彩芽さんがキレイに回してましたね、みなみに回転エビ固めもキレイに決めてました、剛力ちゃんすげぇ!
父上の縁談探し、いきなり知事とは。佐野史郎さんご病気でしたがお元気になられました。良かった。おせんさんの良縁を祝福するトキさんしかし内心では焦りが、しかし武士の妖怪はさすがにいないでしょう。
怪談好きではたらき者
稲川淳二さんだ!
古の「ひょうきん族」「ハングマン」見ていた世代なら分かるはず、出川さん江頭さんダチョウ倶楽部等の始祖なんだよ、稲川さんは