2025/10/28(火)第5週「ワタシ、ヘブン。マツエ、モ、ヘブン。」

あらすじ

アメリカ人の英語教師レフカダ・ヘブンが松江に上陸しました。初めて見る西洋人の姿に興奮した松江の人々が詰めかける中、島根県知事の江頭と通訳を託された英語教師の錦織がヘブンを出迎えました。

集まった人々に対してヘブンは日本語で挨拶しました。西洋人が日本語を話している姿を見た人々は、大喜びでヘブンのもとに押しかけました。群衆に押されヘブンの目の前に出たトキはヘブンに握手を求め、ヘブンの手に違和感を感じました。

町中に案内されたヘブンは、歓迎式典もそっちのけで遊郭から聞こえてくる三味線の音色に夢中になりました。また勘右衛門と遭遇したヘブンは「本物の侍」に興奮。ヘブンは、異国への興味を抑え切ることができませんでした。

ヘブンは用意されていた堀尾旅館を立派なのは好きではないと言って拒否。松江に着いてすぐに気に入った花田旅館にヘブンは滞在することにしました。その日の夕方、錦織はヘブンのもとを訪ね、今後の予定を伝えました。

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感想

ヘブンさんが松江に到着

ヘブンさんが松江に到着し船を降りる瞬間で終わったのが前回。

そして今回、ヘブンさんが松江の人々に歓迎されながら松江の地を踏みました。

船を降りる直前に見せた不安そうな表情から一変。

松江の人々の大歓迎を受けて気をよくしたのか、松江の人々に向かって日本語で演説。

ヘブンさんは松江の人々を大いに気に入り、松江の人々もまたヘブンさんを大いに気に入ったようです。

ヘブンさん、松江での第一歩を踏み出すことに成功です。

しかし、喜びすぎた群衆は半ばパニック状態に。

群衆に押される形でヘブンさんの前に出たトキちゃん、サワちゃんにすすめられるままにヘブンさんに握手を求める。

運命の出会いの瞬間でした。

しかし、握手した直後にヘブンさんの手に違和感を感じたらしいトキちゃん。

ちょっとネタバレになりますが、トキちゃんがヘブンさんの手に感じた違和感と、ヘブンさんが船上で見せた不安そうな表情。

この二つはつながっていて、次週以降に回収されます。

ヘブンさん、松江の町中に

そんなこんなでヘブンさんは松江の町中に連れてこられました。

これから歓迎式典があるとの由。

しかしヘブンさん、三味線の音色につられて踊り出す。

あの日本式の踊り、どこで覚えたのかな?

ヘブンさんが向かった先は遊郭。

しかしヘブンさんはそこがどんな場所なのかを知らない。

ミュージックホールか何かと思い込んでいるらしい。

遊女たちも、日本人の目にはそれとわかるけれど、日本女性を見慣れていないヘブンさんには着物で着飾った日本女性にしか見えない。

そして、見ているものが遊郭や遊女であるとは知らず夢中になるヘブンさん。

そのヘブンさんの姿を見ているトキちゃんやサワちゃんの目には、ヘブンさんが遊郭で遊びたがっているようにしか見えない。

そんなすれ違いを修正できるのは今のところ錦織くんただ一人。

しかし彼は潔癖症で遊郭の中に足を踏み入れることさえ避けて通りたいらしい。

侍の生き残り

そしてヘブンさんは勘右衛門さんの姿を目撃。

ヘブンさん、日本が侍の時代を終えたことはよく知っておられるのでしょう。

だから、侍の生き残りみたいな勘右衛門さんに興奮を隠せない。

勘右衛門に木刀を向けられても、敵意が自分に向かっていることに気がついていないらしいヘブンさん。

侍の生き残りに心の底から興奮したんでしょうね。

それにしても勘右衛門さんが刀を売り払った後のことでよかった。

まだ家に刀があったら、勘右衛門さん本気でヘブンさんに斬りつけたかもです。

そんな騒動の末に、ヘブンさんは花田旅館に。

西洋人の宿泊客をもてなすために大騒ぎになっていた堀尾旅館の人々はお気の毒。

ヘブンさんが落ち着くところに落ち着いて、次回あたりからヘブンさんのストーリーが本格的に始まるのでしょうか。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

ヘブンさんが松江に

今週、ついにヘブンさんが本格登場。

これまで米国での姿のチラ見の場面が繰り返されて来ましたが、日本での姿が描かれます。

ヘブンさんが松江に。

しかし週の冒頭から登場するわけではなさそうです。

まずはじめに、島根県知事の江藤安宗が英語教育に力を入れるために、松江中学校の英語教師として西洋人を招聘したと新聞で報じられます。

ところで、この島根県知事はこれが二度目の登場です。

トキちゃんが婿を松野家に迎えると心に決めた際、司之介さんが牛乳配達先で婿探しを頼み込んで追い出される場面がありました。

司之介さんを追い出した家の主。

あの人が島根県知事の江藤安宗です。

今週の本格登場のためのフラグとしての登場が、司之介さんが追い出される場面だったのかもしれません。

そして迎えた明治23年(1890年)8月30日。

松江の人々の大歓迎を受けながらヘブンさんが松江にやってきます。

ヘブンさんの来日目的

島根県知事の江藤安宗がヘブンさんを松江に招いたのは上に記した通りヘブンさんに英語教師として働いてもらうためでした。

しかしヘブンさんが日本に来た目的は英語教師になることではありません。

ヘブンさんが来日した目的は、ズバリ「日本滞在機」を書くことです。

ヘブンさんの職業は教育家ではなく文筆家です。

文筆家として「日本滞在機」を書き上げ、満足のゆく作品が仕上がったら米国に帰国する。

これがヘブンさんの考えです。

いつだったかヘブンさんの米国での場面のひとつに、新聞社で企画会議を行う場面がありました。

特集記事のアイデアを募るヘブンさんに対して女性記者が日本を提案。

あの女性の名はイライザ。

『マッサン』でエリーちゃんを演じたシャロやんが『べっぴんさん』に次いで9年ぶりの朝ドラ出演です。

さて、今週のどこかのタイミングでヘブンさんは米国にいるイライザに宛てて手紙を書きます。

その手紙の中で、「日本滞在機」を書き上げたら米国に帰国するつもりであることが明かされます。

ヘブンさんの松江での住まい

ヘブンさんの松江での住まいは、家を借りるまでの間は花田旅館。

本欄の冒頭に、島根県知事が松江中学校の英語教師として西洋人を招聘したと新聞で報じた旨を記しましたが、その新聞が登場する場面が花田旅館です。

花田旅館はまた、トキちゃんが出入りしているところでもあります。

前週、傳さんの機織り工場が倒産。

職を失ったトキちゃんはその後、天秤棒を担いでシジミ売りになります。

そのシジミ売りの販売先の一つが花田旅館。

トキちゃんは仕事で花田旅館に足を運んだ折に、西洋人を招聘したという報道に接することになります。

トキちゃんとヘブンさんの間接的な出会いの瞬間です。

トキちゃんとヘブンさんの間接的な出会いの瞬間が描かれるのが花田旅館ですが、ヘブンさんは当初別の旅館に泊まる予定でした。

島根県知事が松江随一の旅館を用意しておいたようです。

しかし何故かヘブンさんは花田旅館を気に入ってしまい、花田旅館がしばらくの間のヘブンさんの住まいとなります。

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