おかえりモネ

新次が永浦家を訪問する / おかえりモネ 第112回

2021年10月19日(火)第23週「大人たちの決着」

あらすじ

銀行をやめて家業を継ぐことを希望する耕治の気持ちを亜哉子は受け止めました。そして、耕治が銀行をやめることに反対する龍己を亜哉子は説得。しかし龍己は、亜哉子の言葉を受け入れようとはしませんでした。

そんな中、百音が新次を永浦家に連れて来ました。中古の漁船を購入したいという亮の気持ちを受け止めた新次は、美波を死亡届を出すつもりでいました。そして、見舞金や保険金を亮の漁船購入の資金の一部にしたいと、耕治に相談したのです。

耕治と新次が話し合っているその時、亮も永浦家にやってきました。新次は亮への気持ちを打ち明けました。亮を乗せた船が海上で嵐に見舞われたとき、亮を返してほしいと美波に祈ったことを。

続けて新次は言いました。美波に祈ったときに自分は気がついた。美波はすでに「向こう側」にいるのだと。新次と亮の気持ちを察した耕治は、新次と亮が親子だけで話ができるよう席を外すのでした。

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予習レビュー

今週のサブタイトルは「大人たちの決着」に確定。

そして、決着をつける大人の一人である新次さんのストーリーが始まりました。

リョーちんが一人暮らしを始めたことで、対話が途絶えてしまった新次さん。

別居状態になったのをいいことに、新次さんは息子と向き合う気まずさから逃げまわっていたようですが、いよいよ逃げるのをやめると決意。

新次さんがその決意を固めたのはモネちゃんに背中を押されたからです。

モネちゃん、新次さんに何を言ったのでしょうか。

さて、今回の新次さんは、リョーちんが漁船を買うための資金調達の力になろうと動き始めます。

永浦家に「アイデア」を用意して訪問し、それが資金の足しにならないかと新次さんは耕治さんに相談。

このとき、新次さんがどのようなアイデアを持っているかは今のところ不明です。

しかし、新次さんが息子の未来のことを真剣に向き合い始めることだけは間違いなさそうです。

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感想

神回

雅代さんの位牌に手を合わせる新次さんの姿を見てふと思いました。

新次さんは現実を受け入れることができないけれど、美波さんは残念ながらすでに亡くなっている。

しかし、美波さんはいまだに新次さんやリョーちんから手を合わされることがない。

そして、そのことに新次さんが気がついたのではないか。

・・・

まさに新次さんはそこに気がついたようです。

そして、ついに新次さんは現実を受け入れることができました。

さらに・・・

新次さんとリョーちんが、厳しい現実を受け入れるための話し合いを、親子二人だけでさせてあげる耕治さんの気遣いに感激しました。

耕治さん、男前すぎます。

というわけで、ブログ主にとって今回は神回でした。

『おかえりモネ』最終週の気になるトピック

昨日、『おかえりモネ』最終週のストーリーをアップしました。

第116回 10月25日(月) 気仙沼にやって来た菅波
第117回 10月26日(火) 菅波が永浦家を初の訪問
第118回 10月27日(水) 百音の提案と未知の迷い
第119回 10月28日(木) 百音がサヤカと再会する
最終回/第120回 10月25日(月) 百音の楽器ケース

ついに迎える最終週の中で、ブログ主が特に気になったトピックについてまとめてみます。

まだ心の痛みを引きずっているリョーちん
大事な人を失うことが怖くてモネちゃんに恋をすることができなくなってしまったリョーちん。

大事な人を失うことへの恐怖は最終週でもまだ残っているみたいです。

永浦家に挨拶にやってきた菅波先生は、気仙沼に到着して早々にリョーちんと遭遇。

その際にリョーちんは、モネちゃんとの結婚の許しを得るために気仙沼までやって来た菅波先生に問いかけます。

大事な人を失うことが怖くはないのか、と。

リョーちんの問いかけに対して菅波先生がどのように答えるのかはまだ明らかになってはいません。

しかし、リョーちんは菅波先生の言葉で何かが吹っ切れるとの由。

そして、その足でミーちゃんが待つ喫茶店へと直行。

リョーちんの心の再生が始まるようです。

まだ将来が定まらないミーちゃん
一方、これまでリョーちんに振り回されっぱなしの感もあるミーちゃんも、将来を決めかねて迷いに迷っています。

ミーちゃんとリョーちんの関係がどのような形で決着がつくのかは不明です。

しかし明らかになったことは、ミーちゃんは最終週の段階でも、東京の大学で水産の研究をしたいという希望を捨てきれずにいることです。

ミーちゃんの将来はどうなってしまうのでしょうか。

そして、これはブログ主の予想なのですが、リョーちんの心に光が差し始めたことで、ミーちゃんは東京の大学での研究ではなく、リョーちんと生きる道を選ぶ。

そんな二人の結末が用意されているような気がしています。

というか、そんな展開を期待せずにはいられません。

モネちゃんの心の封印
モネちゃんの心の封印のシンボルとも言える、東日本大震災以降、封印されて部屋に放置されていた楽器ケースが開けられる日をついに迎えるようです。

その記念すべき瞬間が描かれるのは最終回です。

モネちゃんが楽器ケースを開けるとき、モネちゃんは自分の未来に対して何を見出しているのでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. ミエちゃん より:

    寒い季節で、こたつが出ているのになぜ戸が開けっぱなしなの?ストーブが着いている場面でもいつも戸が開いてる!見ていて落ち着かない!

  2. 丹善人 より:

    「あさいち」で言ってたけれど、主人公目線の物語なので、モネが見聞きしていない話は出てこないとか。モネがいない時でも後で当人から話を聞くとか。

    と言うことで、立ち聞きはドラマの流れ上、仕方がないらしいです。

  3. 夕顔 より:

    あっという間の15分に感じました。

    モネちゃんもそうだけど、、
    耕治さんは、今まで築き上げたものを全て捨てても良いと思える程、価値ある仕事を見付けた。
    それが本心じゃないかな?

    その気持ちが本気ならば、きっと龍己さんの心も動くはず。

    そう、価値といえば。。

    新次さんもまた、現実に目の前に生きているりょーちんの存在の価値を、改めて認識できた様子。

    失ったものばかりに心を奪われていると、今あるものの有り難さに気づきにくいんですよね。

  4. つい しょうこ より:

    それにしても、見た目強面でごつい新次さんが持っているイチゴの何と可愛く美味しく見えることでしょう。

    やっぱり死亡届と保険でしたか。掛け金の支払いは結構大変だし、何かと物入りでとっくに解約してるよな、とか思ってたもんで、無理スジだと思っていたけど、当たっちゃいました。(笑)

    大事な人を失う怖さかぁ・・・
    答える側の恋愛観だけでなく、死生観まで問われちゃう質問だよね。
    安定のめんどくささの「菅波節」と、ガツンと一発「菅波砲」のどっちが炸裂するんだろう?

  5. 丹善人 より:

    最終回予測

    りょーちんの購入した船の出航日は3月11日
    そして、新次さんが海に向かって花束を投げ入れる。
    そんなシーンを見たいです。

  6. 丹善人 より:

    予想通り、保険金・見舞金を船の購入資金に使いたいと言う申し入れでした。
    しかし、二つ返事で了承しなかった耕治さんも偉いです。だてに長年銀行員をしてません。

    「亮を連れて行かないでくれ!美波にそう祈っていた。その時気がついたんだ、美波は向こうにいるんだって」
    嵐がこのような伏線になっていた事には気がつきませんでした。

  7. よるは去った より:

    新次「俺・・・・・美波に祈ったんだよ・・・・・・・・亮を連れてかないでくれって・・・・・・・そしたら気がついたんだよ・・・・・・・美波はむこうにいるって・・・・・・・・・。」

    嵐にあった息子の無事を祈ることにより・・・・・・・愛妻がもう故人であることを受け入れることが出来たわけですね。

  8. 還暦のたつお より:

    二軒の父子の葛藤。片方はなんとなくほぐれそう。もう一軒はまだまだ揉めそう。漁船の話、震災前のリセット。それには新次さんの悲しい選択。「金は大切だ生き死に関わる。」「簡単に印なんてつくもんじゃねえ。」銀行員とい職務以上に耕治の発言には深さと重みが。父親の謝罪。妻の死を認め、息子の将来の幸福を願う。やっと過去から決別する新次さんに幸あれ。

  9. 秋桜おばさん より:

    りょーちんの乗った船が嵐に巻き込まれる設定が、モネちゃんの気象予報の仕事を際立たせる1つの要因かと思っていたら、新次さんがりょーちんを失う不安を美波さんに助けを求め、美波さんの死を受け入れるというもう一つの大きな役割があったとは…。参りました。
    新次さん、もうお酒に逃げないでりょーちんと腹を割って話せそうですね。
    龍己じいちゃんと耕治さんも、ちゃんと2人で話してお互いがお互いを想いあってることを伝えて欲しいな。

    いやー、それにしてもモネちゃんちの間取り、深刻な話をしている時も常に誰かが近くにいるのは、いささか気まずいと言うか…。でも、里親として子供を預かるには常に目が届く最適な間取りと言えなくもないかな。

  10. 魁光3号 より:

    アイデアは予想通りです。しかし金は「生き物」のようなもの。海もそうですが、金もまた人の生死に関わるもの。安易に決められるものではないですから。

    亮を連れて行かないでくれと美波さんに祈った。
    意識か無意識か知りませんが、美波さんが亡くなっていたことを自分で認めていた。
    これは切ない…。

    最後に苦言を呈すると…。
    女性三人組よ…。早く席を外しなさい。立ち聞きは辞めなさい。あんだけ華大さんに言われてたじゃないか(笑)
    人様の家のナイーブな話なんだから。
    モネの仕事は話し合いのお膳立てをするとこまで。

    そこから先は親子の世界だ。
    そこを弁えていた耕治さんと龍己さんは流石でしたね。

  11. オペラ座の怪人 より:

    今日も思いっきり重たかったですなあ。
    おじいちゃんも、話を聞いておくれ~

    それにしても、まだ、お父さんが
    銀行を辞めないうちで良かった~

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  12. 魁光3号 より:

    新次さんのアイデア。

    美波さんの死を受け入れ、届けを出す。
    その保険金で船の購入費に充てる。

    美波さんへの未練を断ち切り、前へ進み、りょーちんを後押しする。

    一番自然で丸く収まる流れになるかと思われます。

  13. つい しょうこ より:

    モネちゃんに背中を押されて、新次さんが動く・・・ってのがなぁ。
    またもやコンプレックスを刺激されたみーちゃんが、
    「どうしてっ?どうしていつもお姉ちゃんなのっ!」ってブチ切れないか心配なんですけど。

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