2023/1/25(水)第17週「大きな夢に向かって」
あらすじ
航空機産業支援セミナー会場で、舞は菱崎重工の荒金という人物と出会いました。セミナーの数日後、その荒金がIWAKURAの工場の見学にやって来ました。そして荒金は、航空機用のボルトを試作してみないかとめぐみと舞に提案しました。
自社の設備では難しいとめぐみは断るものの、舞はそのボルトの図面を見せてほしいと荒金に言い出しました。そして荒金からの提案に挑むことを希望する舞は、試作品をつくることはできないかと笠巻たちに相談しました。
舞の相談に対して笠巻は答えました。これまで取り扱ったことがない金属なので自社で加工するのは難しいと。しかし舞はあきらめませんでした。難しい仕事に挑み続けたから今日がある。どうしても挑みたいのだと。
浩太の夢に挑みたいという舞の熱意は、笠巻たち、そしてめぐみの心を動かしました。めぐみは航空機部品製造への参入を決断。舞がプロジェクトリーダーとなって、航空機用のボルトの試作が始まりました。
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感想
浩太さんの夢
浩太さんの夢が動き出しました。
めぐみさんも笠巻さんもアキラ兄ちゃんも、そして他の職人さんたちも、浩太さんの夢を共有している人ばかり。
だから浩太さんの夢を叶えたいという舞ちゃんの本気に動かされました。
はじめのうちは、めぐみさんは自社では経験が不足しているから試作はできないと断り、笠巻さんも扱ったことがない金属だから自社で加工するのは無理と断りました。
しかし・・・
笠巻さんの言葉を借りるなら、浩太さん以上の頑固さによる舞ちゃんの粘り勝ち。
浩太さんの夢が本気だったからこそ舞ちゃんを動かし、舞ちゃんの熱意が本気だったからこそ面々に熱意が伝わったのでしょう。
と、ここまで書いてふと思いました。
荒金氏も浩太さんの夢を知っていることが考えられます。
飛行機の製造に携わるという夢を浩太さんから聞かされていた可能性は十分にある。
浩太さんが菱崎重工をやめることになったときも、飛行機製造の夢はあきらめないと浩太さんが荒金氏に宣言した可能性も十分にある。
荒金氏もまた浩太さんの夢に動かされた一人なのかもしれません。
というか、そうであって欲しいです。
次週の主なお題
次週(第18週)の展開の全体像が見えてきました。
次週の主なお題は次の三つです。
1:舞ちゃんの航空機用ボルトの試作
2:貴司くんが長山短歌賞を受賞
3:久留美ちゃんと八神先生の婚約
舞ちゃんの航空機用ボルトの試作
舞ちゃんの航空機用ボルトの試作は今回の荒金氏の提案を受けてのもの。
試作そのものに直接関わるのは笠巻さんとアキラ兄ちゃんかと思いますが、試作の決断を下しそのプロジェクトをリードするのは舞ちゃんです。
次週には試作ボルトが完成。
そして、その試作ボルトの強度試験を行うのですが、その結果がどうなるのかはまだ不明。
また結果が判明した後に、荒金氏が過去の浩太さんとの関係を、舞ちゃんとめぐみさんに打ち明けるのだとか。
打ち明けた後に何かが起こるような気がしています。
貴司くんが長山短歌賞を受賞
貴司くんが長山短歌賞を受賞するのも、今週中に描かれたエピソードの回収です。
なお、これは翌々週以降になると思いますが、貴司くんは長山短歌賞の受賞を機に出版。
そして、貴司くんを売り出したい編集者が登場。
見るからに怪しい編集者なので、『Dr.スランプ』時代の鳥山明さんの担当編集者、Dr.マシリトの実在モデルみたいな人なのかなと楽しみにしています。
久留美ちゃんと八神先生の婚約
そして久留美ちゃんがついに婚約。
婚約までは順調だった久留美ちゃんですが、いざ結婚という段になって、八神先生のご両親の猛反対に遭うのだとか。
八神先生は親を説得してみせると久留美ちゃんに約束してくれるのですが・・・
次週のお題追加
次週、航空学校時代の同期、水島くんと吉田くんが再登場します。
二人揃って大阪にやって来て、舞ちゃんを訪ねるのだとか。
同期の三人が集まることで、その席にはいない他の面々の近況も聞くことができるかもしれません。
また次週は、久しぶりに五島の話題も登場。
役場に勤務している信吾さんが町おこしに取り組んでいましたが、そのイベントが開催されることが決定。
その知らせを舞ちゃんは祥子さんから受けるのだそうです。
ゆくゆくは、舞ちゃんは五島を結ぶ小型飛行機の製造に携わることになるはずです。
ここに来て五島のストーリーがにわかに動き出したのは、そのときのフラグがそろそろ立つのかもしれません。
1/30(月) 貴司の短歌賞受賞を祝う
1/31(火) 試作品ボルトの強度試験
2/1(水) 久留美が結婚反対される
2/2(木) 試作ボルトの試験の結果
2/3(金) 水島・吉田と再会する舞
予習レビュー
鶴見辰吾さん演じる荒金氏という人物の名前がついに登場します。
舞ちゃんは、荒金氏とは航空機産業支援セミナーの会場と出会うことになるそうなので、前回の中で荒金氏が登場するのかもしれません。
荒金氏と出会った舞ちゃんが、どんな会話をかわすのかは今のところ不明。
しかし、セミナー数日後に荒金氏がわざわざIWAKURAにやって来るのは、それなりの理由があるはずです。
以下はブログ主の推測です。
おそらく荒金氏は、IWAKURAがかつての同僚だった浩太さんが引き継いだ会社であること。
そして、その浩太さんが亡くなったことを舞ちゃんに聞かされショックを受けたこと。
そして浩太さんがとても高い技術を工場に残し、その技術の確かさを舞ちゃんが荒金氏にしっかりと伝えられたこと。
それらのことから、荒金氏はIWAKURAにやって来るのではないでしょうか。
それはともかく、舞ちゃんと荒金氏との出会いが、浩太さんの夢を叶えるという新しいストーリーのきっかけになることだけは間違いなさそうです。
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何事も情熱で、人を説得できる舞ちゃんには
皆さん叶わないようですね。 けれど、情熱だけでなく、きちんと勉強もしているのですから、結局は誰もが協力する、つまり説得力があるのでしょうね。この仕事をきちんと成し遂げて、近い将来にはまた、空を飛ぶことに心を向けてほしいです。ドラマの始めに、舞ちゃんが旅客機を操縦している姿絵が映っているあした。 あれはきちんと実現して欲しいです。 長崎と五島の間だけでなく、もっと広く飛んで下さい。。楽しみにしています…でも、恋愛もきちんと経験してほしいです.
成長して、自信をつけた舞ちゃんが大人の恋をする姿を見せて下さい。
隣家(お好み焼き屋さん)の奥たまが、
「おみやげ~」と言って、やってきて、
舞お母様が「ちょっと上がってって~」
で、のん気に(いや、のん気にでもないか!?)、
「舞も仕事熱心なのはいいけど、もう27(歳)よ。」
「そろそろ結婚とか考えてくれないと~。」
みたいに言っていて、
う~ん、隣家奥たまは、どう思っているのかしら?
「うちの息子(短歌青年)と結婚してくれれば。」
って、思ったかしら?
あと、ネジの方だけど、
努力・がんばり・知恵・勇気で、
試作品はできあがるのかしら?
鶴見しんごさん(巨大重工業会社の幹部)が
「ダメ」出し?
「オッケー」?
そもそも、亡くなったお父様(高橋克典さん)とは
どういう因縁かしらね~?
良き同僚だったのか?
ライバル関係だったのか?
同期入社だったけど、仲が悪かった、
っちゅうことも、現実世界ではあるわけで、
いやあ、明日はどうなる? どうする?
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
笠巻さん、ちゃんといました。誰も抜けてない。でも、ぐっさんが今週出てこないのが
ちょっと気になる。貴司君や舞ちゃんの年齢の話が話題になって、今週から来週への
テーマですか。久留美ちゃんはどうなったのかと。
父親の血を一番濃く受け継いだ舞ちゃん。頑固さも人一倍。荒金さんからは、浩太さんの
話は出てきませんでしたね。
航空機産業に参入するための、
何とか、かんとか、っていう資格は、
最初にきっと筆記試験があって、
誰かが1人、その試験を受ければ良いのかしらね?
さて、
「分かってます、でも、やりたいんです。」と言ったのは、
今回の舞ちゃんと、
ちむどんの暢子。
舞ちゃんが、熱いハート、でも、クールな頭脳で、
熱血に、冷静に、それを言ったのに対して、
暢子は、熱いハートはいいんだけど、
それだけだったからな~。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
なんかますます「下町ロケット」。舞さん無茶言うな。ここは笠巻さんの言い分の方が正しい。でも結局受ける。またBGMが「料理の鉄人」、「バックドラフト」風 繰り返す試作。果たして。
名乗る程の者ではございません様。「スクールウオーズ」では顔面凶器の小沢さん(同世代だ)が出てたのと、「これからお前たちを殴る。」って言う山下真司さんの台詞の後に芥川隆行さんのナレーションで「出るところには出てもいいと思った。」と続く。コンプラ全盛の現代から見るとギャグにしかならないですね。
鶴見さんって無茶キャリアの長い人だから、それこそ出演作品は星の数ほどあるけど、その中から個人的に印象に残っているのは「シン・ゴジラ」での冷静沈着な自衛隊幹部、あと二度の「相棒」のゲスト出演。最初は腕の悪い外科医(ライバルの腕の良い外科医を演じていたのは坂上忍さん)。
二度目はラスボス的高級官僚(鶴見さんの部下で悪事の実行犯は「鎌倉殿の13人」の善児こと梶原善さん)まだたくさんあるんだけどね。
鶴見辰吾さんのトレビア
悔しいですっ!
大映ドラマの名作「スクールウォーズ」における名シーンのひとつで後年ザブングル加藤さんがギャグとしてリバイバルさせた台詞
当初この台詞は鶴見辰吾さんが言う予定だったということ
鶴見さん、あらぬ疑いをかけられて配役が宮田さんに変更になったらしいです
あらぬ疑いということはその後別の役でスクールウォーズに出演されてますゆえ
次の大映ドラマ「乳兄弟」で序盤が渡辺桂子さん、中盤が伊藤かずえさん、終盤が松村雄基さんが主役だったにも関わらずクレジットの最初が終始鶴見さんだったのは「疑ってすまん」という大映ドラマ側の贖罪だったのかも