おかえりモネ

樹齢300年のヒバの木 / おかえりモネ 第2回

2021年5月18日(火)第1週「天気予報って未来がわかる?」

あらすじ

ある日、百音はサヤカに連れられてサヤカが所有する山の中に入り、サヤカが大切にしている樹齢300年のヒバの木の話をサヤカから聞かされました。サヤカが語るヒバの木の話は百音を感動させました。

その頃、そのヒバの木を伐採する案が森林組合の中で持ち上がっていました。そして登米の文化財である「登米能」の能舞台を修繕するために、ヒバの木の伐採をしたいと森林組合の面々はサヤカに懇願しました。

能舞台の資材としてヒバの木を使えば、そのヒバの木はこの先50年も100年も役に立つことができるのだ。それが森林組合の面々の言い分でした。しかしサヤカは、ヒバの木を伐採する案を受け入れようとはしませんでした。

その日の夜、テレビのニュースで妹の未知が水産高校で行っている研究のことが紹介されました。自分の進む道に悩む百音は未知のことをまぶしく感じました。その翌日、人気気象キャスターの朝岡が登米にやって来るのでした。

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予習レビュー

モネちゃんが感動するというヒバの木について調べてみました。

漢字で書くと「檜葉」。

ドラマの中でも語られるようですが「明日はヒノキになろう」と思いながら成長するので「アスナロ(明日檜)」と呼ばれています。

「明日はヒノキになろうと思いながら成長」というのはもちろん喩えです。

ヒバの木は、ヒノキに劣るイメージを持たれているので、今は劣っていても努力して成長しようとする意欲がその名に込められているのだとか。

実際、伐採されて木材として利用されるヒバの木は高い耐久性を持ち、ヒノキと遜色のない優良材になるのだそうです。

とりわけ、ヒバの材木を腐食から守るヒノキチオールという成分は、「ヒノキ」という名前がついていながら、ヒバの木にはヒノキも十倍も含まれています。

モネちゃんがヒバの木のどこに反応するのかはわかりませんが、本作が傑出した才能があるわけではない普通の女の子の成長物語になることを暗示しているかのようです。

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感想

サヤカさんが言いたいこと

サヤカさんが語るヒバの木のストーリーが深い!

「この山で生まれた限りどう頑張ってもヒノキにはなれない」

このサヤカさんの言葉はあきらめのようにも聞こえますが、サヤカさんが言いたいことはそこではないようです。

ヒバはヒノキにはなれない。

あくまでもヒバはヒバでしかない。

しかし、ヒバであることを受け入れてヒバとして懸命に育ったヒバは、とても優れた材木になる。

サヤカさんが言いたのはそんなところでしょうか。

謎がいっぱいのヒロインの過去

さて、モネちゃんは「この島から離れたい」という理由から実家を出ました。

その気持ちを告げる場面が今回のアバンタイトルでも登場しました。

今のところモネちゃんが「この島から離れたい」と考えるようになった動機はわかりません。

また、ある時期までモネちゃんは生まれ故郷の島で暮らすことに何のストレスも感じてはいなかったことが考えられます。

今回、ドラマの中に登場したモネちゃんの部屋。

その壁に貼ってあった高校時代の思い出の写真の数々が、今とは違って生まれ故郷での島の暮らしを楽しんでいるモネちゃんのかつての姿を物語っていました。

モネちゃんは故郷=島に対してどのような気持ちを抱いているのか。

そして、そんなモネちゃんの気持ちを案じたサヤカさんが、ヒバの木を見せることでモネちゃんの心の問題に対して何らかのヒントを与えようとしたのでしょうか。

ヒロインの過去、物語冒頭から謎がいっぱいです。

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POSTED COMMENT

  1. 丹善人 より:

    老人にとっては、「あすなろ」は、♪あすなーろ、あすなーろ、明日はなろう~♪という歌でおなじみ。
    「あすなろ会」という若者の会もあって、彼らのためにできた会館が、今は中野サンプラザになったり。
    石ノ森章太郎でさえ知らない世代には何のことやらの話ですが。

    ちらっとだけ子役が登場。もう出ることもないのでしょうが。

  2. 秋桜おばさん より:

    ヒバの話は心にしみますね。
    若いモネちゃんだけでなく、人生後半の(笑)私にも刺さる言葉でした。

    彩雲や、木漏れ日、下を向きがちな今、上を見上げる大切さに気づきます。
    上を向けば呼吸もし易いし、何より森林浴がいいですね。森に行きたくなりました。
    穏やかな展開がいいな、これから山あり谷ありなんでしょうけど。

    お天気キャスターも、アイドル並みの人気者ですね。でも西島さんなら当たり前か。

  3. オペラ座の怪人 より:

    娘たち2人が好きで好きでたまらないお父さん、
    しっかり者のお母さん、

    勉強はあまり得意ではない?好きではない?ので、
    高校を出て就職したお姉ちゃん、
    勉強が得意な妹ちゃん、
    この姉妹は仲良し、

    そして、大所高所に立つおじいちゃん、
    亡くなっちゃったけど、いつも見守っているおばあちゃん、

    そこに気象予報士西島さんが登場!

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  4. よるは去った より:

    百音「いい匂い・・・・・・・・・。」

    この場面、かなり撮る角度と照明に凝ったかなという感が強いですね。
    大自然の力強さを全身で受け止めているヒロインの美しさまで輝いて見える。
    清原果耶ちゃんって今までどこか陰影を感じさせる役柄がかなりありましたからね。
    今までのイメージとはまるで違うような気がします。

  5. 魁光3号 より:

    子役時代なしで過去を全て回想として使うという斬新な演出を見ました。

    過去を小出しにして「点」にして、やがて物語が進むにつれて「点」通しを「線」で繋いでいくといった感じでしょうか。

    新たなタイプの伏線回収に興味津々です!

  6. 還暦のたつお より:

    アスナロ、明日なろう。何かこのドラマとヒロインを象徴しているな。坂口健太郎君、「シグナル」では北村一輝さんと朝ドラ出演者同士で時空を超えたバディを演じていました。浜野謙太君どことなく白馬の先生のイメージが、樹齢300年の木が今週のポイントか?妹しっかりし過ぎです。いつか彼女大きな壁にぶつかりそうな気が。

  7. 魁光3号 より:

    どうあがいてもヒバはヒノキにはなれない。
    ヒバにはヒバのいいところがある。
    焦らずにゆっくり成長していければいい。

    モネとみーちゃんの関係の比喩なのは明らか。

    競わず、争わず、お互いを認め合い、ゆっくり成長していく。

    とても優しいドラマです。

    みーちゃんが先を行く中、喜びながらもモネの心の中は穏やかではないはず。

    モネは「私はヒノキでない」と自覚する。
    このことが自分を知り、成長していく第一歩ですね。

  8. たいとうみほ より:

    「あすなろあすなろ 明日はなろう」「大きなヒノキに明日はなろう」という童謡があるのを思い起こします。「みんなのうた」でも取り上げられたことがあるようです。優秀な妹さんがいわばヒノキで、今後モネちゃんはヒバのように地道に力をつけて生きていく、との暗示でしょうか。

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