カムカムエヴリバディ

英語教材作成手伝う安子 / カムカムエヴリバディ 第35回

2021年12月17日(金)第7週「1948−1951」

あらすじ

安子とロバートの英語の教材づくりが始まりました。週に一回、安子はロバートとやりとりを行いながら、教材づくりを進めました。英語でロバートと会話をしながら、教材づくりをする作業は、そのすべてが安子にとって新鮮な経験でした。

一方、勇は雪衣をきつく叱りつけたことを詫びました。勇からの謝罪を受けた雪衣は、勇の安子への気持ちを察し、勇の気持ちを応援しました。雪衣に背中を押された勇は、一度はあきらめかけた安子への思いをよみがえらせました。

そして迎えた雉真繊維野球部と進駐軍チームの試合の日。勇は稔の遺影に向かって、アメリカに勝つと誓って進駐軍との試合に挑みました。そして試合中も勇が考えることは、安子への想いでした。

雉真繊維野球部は進駐軍との試合で勝利をおさめました。その数日後、安子は勇率いる野球部の勝利を祝福しました。しかし、その祝福に対する勇の言葉に安子は驚かされました。勇が安子に求婚したのです。

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予習レビュー

進駐軍のロバートが英語教室を始めることになり、安子ちゃんが教材づくりのお手伝い。

一瞬、ロバートや進駐軍をやめて日本で英語教室を始める気なのかな?とも思いましたが、ロバートは進駐軍撤収とともに日本を去ることになっています。

また、日本国内の米軍基地があるエリアでは、軍のスタッフやその家族が地域の日本人向けに英語教室を開くことが今も普通にあります。

なのでロバートも、進駐軍に勤務するかたわらで英語教室を始めるつもりなのだろうとブログ主は推測しています。

話変わって今回の最後が、どのような場面になるのか、まだ詳細は明かされていませんが、今週の見どころとも言えるすっごい回になるのだそうです。

勇くんを演じる村上虹郎さんが「金曜日のラストシーンがいちばんの見どころ」と発言。

安子ちゃんとロバートのエピソードとは別の、もっとインパクトの強いストーリーが今週中には描かれ、金曜日の回に回収されるようです。

村上虹郎さんは続けて「安子の人生を描く岡山編はクライマックス」「人間関係にもいろいろと変化が生じ」と気になる発言を連発。

今週あたりからジェットコースター状態になるかもしれません。

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感想

いよいよ、初代ヒロイン・安子の時代編は残すところ3回、次週の月、火、水曜日だけとなりました。

安子ちゃんのストーリーでわかっていること、まだわかっていないことを、次週の予習のためにまとめてみます。

わかっていること【初代ヒロイン・安子の時代編】

勇くんのプロポーズに対して安子ちゃんがどのように答えるのかは、まだ明らかにされていません。

しかし、安子ちゃんの「返事」のその後の行動は明らかになっています。

安子ちゃんは雉真家を出て行く決意を固める、ということがすでに明かされています。

また、雉真家を出て行く決意を固めた安子ちゃんに対する、千吉さんの反応も明らからになっています。

千吉さんは、るいちゃんを連れて雉真家を出て行くことに反対します。

何故なら・・・

るいちゃんのおでこの傷はそんなに簡単には治らない。

そして、その高額な治療費を安子ちゃんがどれほど頑張っても負担することはできない。

るいちゃんのおでこの傷を治すための高額の治療費を負担できるのは、雉真家の財力がなければできない。

だから、るいちゃんの傷を治したい、るいちゃんの幸せを願うなら、るいちゃんは雉真家に置いてゆけ、というのが千吉さんの言い分です。

この千吉さんの言葉に対して、安子ちゃんは反論できない。

ここまでがわかっていることです。

今週の木曜日の回に、千吉さんがるいちゃんを大阪の病院に連れて行く場面がありましたが、この場面がフラグだったのでしょう。

わかっていないこと【初代ヒロイン・安子の時代編】

るいちゃんの幸せを願うならば、るいちゃんを雉真家に置いてゆけ。

この千吉さんの言葉にぐうの音も出ない安子ちゃんは、るいちゃんの幸せを願ってある重大な決断を下します。

この決断の内容は今のところ伏せられたままです。

安子ちゃんがこの決断を下す直前まで、決断の内容は伏せられたままかもしれませんね。

上記の、すでにわかっていること、まだわかっていないことが、次週の月曜日から水曜日の3回の放送で描かれます。

木曜日の放送からは、二代目ヒロイン・るいちゃんの時代が始まります。

「カムカム英語」放送終了

今週、「カムカム英語」の最後の放送を安子ちゃんとるいちゃんが聴く場面が描かれました。

「カムカム英語」は安子ちゃんとるいちゃんの苦労も多いければ幸せで満たされてた二人だけの幸せな時間のシンボルでした。

そのシンボルが失われたのは、安子ちゃんとるいちゃんの関係の終わりを意味するのでしょう。

次週、安子ちゃんとるいちゃんはどのような「最後」を迎え、母親を恨む成長したるいちゃんの物語に引き継がれるのでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. noko より:

    雪衣さんが悪い人として描かれていなくてよかったと思いました。
    藤本先生、ありがとうございました。
    令和の時代は片思いの女の心も尊重してもらえるようになれば嬉しい限りです。
    自分の気持ちを抑えて、勇に「あきらめんでええです」と言い、応援する。
    好きな人の幸せを願うこと、それが愛です。

    雪衣にお花を差し出した算太にいちゃんも雪衣の気持ちがわかっているから、応援しているのだと思いました。
    あのお花はお別れの印ではないでしょうか。

  2. オペラ座の怪人 より:

    今日は比較的、穏やかでしたなあ。
    英語のテキスト作り、
    野球の試合、
    雪衣は勇に、野球も、恋も、がんばって!
    算太は相変わらず、雪衣にアプローチ
    (やっぱ、こっちも結ばれるのか?)

    最後、勇が安子にプロポーズした直後、
    8:15AM、あさイチで、上白石もねさんご出演!

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  3. 還暦のたつお より:

    勇君。誤りはすぐに認める好男子。雪衣さんと勇君、お互いの腹を吐き出したら少しいい感じに。「安子さんのおはぎが一番美味しい。」これって?関節的に好きって言ってる?野球しか知らないと勇君、でも高度成長期には企業は体育会系出身の学生を優先的に採用したことがありました。実戦と縦社会への対応力を買われたか。勇君現る急展開が「義姉さんからもとのあんこ」へプロポーズ。結果は?「恋は続くよどこまでも?」魔王降臨?

  4. H.Sakigake4th より:

    雪衣さんの憑き物が落ちたかのような表情。
    あまりの急変に裏があるんじゃないかと勘繰ってしまいます…。
    一体何が狙いなんでしょうか?

    一方で安子&ロバート。算太&雪衣フラグが構築されていますね。
    ロバートの安子呼びは場合によっては誤解を生みかねないフラグとなってしまうかもです。

    そんな中でぶち込まれた爆弾。
    いよいよ安子編クライマックスです。

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