2023/10/3(火)第1週「ワテ、歌うで!」
あらすじ
「はな湯」では、アホのおっちゃんだけ、いつもタダで銭湯に入れてあげていました。その理由を尋ねる鈴子に母のツヤは答えました。「はな湯」の初日、なかなか客が来ない中、初めてやってきたお客がアホのおっちゃんだったのだと。
そして、気持ちよさそうに風呂に入るアホのおっちゃんの姿を見て、銭湯を始めてよかったと思った。だから、アホのおっちゃんには義理がある。その義理を返しているのだと。その話を聞かされた鈴子は、自分も誰かに「義理」を返したくなりました。
鈴子が「義理」を返す相手に選んだのは親友のタイ子でした。一年生の時に転校してきた鈴子に初めて話しかけたのはタイ子でした。そのことに恩を感じる鈴子は、タイ子に「義理」を返そうと思ったのです。
鈴子は、タイ子の片思いを成就させることで、タイ子に「義理」を返そうしました。しかしタイ子は乗り気ではありませんでした。そんな中、タイ子と足を運んだ天神祭で、鈴子は「花咲少女歌劇団」の存在を初めて知りました。
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感想
「ワケあり」の鈴子ちゃん
『ブギウギ』2回目。
ヒロイン・鈴子ちゃんの出生が「ワケあり」であることが示されました。
明るく育った鈴子ちゃんの顔を見ながら遠くを見つめるような表情を浮かべるツヤさんが思い出すのは鈴子ちゃんが赤ちゃんのころ。
鈴子ちゃんらしき赤ちゃんと、もう一人の赤ちゃんが。
もう一人の赤ちゃんが弟の六郎くんでないことだけは確かです。
さて、鈴子ちゃんの「ワケあり」、多少は描かれるのだろうとは予想していました。
しかし、ここまでしっかりと描かれるとは想定外。
鈴子ちゃんの「ワケあり」は第4週から第5週にかけて回収されます。
詳細はは本欄では伏せておきます。
気になる方だけ先を読み進めてください。
タイ子ちゃんの「ワケあり」
ヒロインの親友・タイ子ちゃんの「ワケあり」も描かれました。
タイ子ちゃんの「ワケあり」、前作『まんぷく』の寿恵子ちゃんと共通するところがあるらしい。
もっとも寿恵子ちゃんのお父上はドラマの中ではすでに故人でしたが。
話をタイ子ちゃんに戻します。
タイ子ちゃんの家に「久しぶりに帰ってきた」というお父ちゃん。
玄関先の揃えて置いてあった革靴は、タイ子ちゃんの家と似つかわしくなく違和感が全開。
「久しぶりに帰ってきた」というセリフ。
違和感全開の立派すぎる革靴。
そしてお母ちゃんの職業。
この3つだけでタイ子ちゃんの「ワケあり」とその悩みがみごとに描かれました。
アホのおっちゃん
アホのおっちゃんの過去も描かれました。
前回、お金を落としたと言いながら銭湯にやってきたアホのおっちゃん。
初めて「はな湯」にやって来たときもお金を落としたと、同じ手口で無銭入浴。
見え透いた作り話を繰り返し使うから「アホ」なのかな?
しかし「はな湯」の電気の看板を設置したのはアホのおっちゃんとのこと。
あの当時、そんな技術があるなんて、ただのアホではないのかも。
「アホのおっちゃん」のネーミング。
そして同じ手口で無銭入浴を繰り返すアホなところ。
その一方で技術屋でもあるらしい意外な一面。
このギャップの裏側にはアホのおっちゃんの「ワケあり」が隠れているのでしょうか。
カラッと笑えるギャグ
前々作、前作にはカラッと笑えるギャグはありませんでした。
その前の作品は、なかなか素直に笑うことができなかった・・・(苦笑)
1年半、笑いの要素が少ない朝ドラを見続けてきたせいか、朝ドラで「笑う」ことをすっかり忘れていたブログ主。
前回の小学校の場面の「起立、着席、礼、頭ゴツン」のドリフのコントへのオマージュに反応するのに数秒の時間がかかってしまいました。
そして、鑑賞後レビューでそのことに触れるのも失念。
今回はカラッと笑えるギャグに反応する感覚を取り戻していたのですが、今回はそんな場面はありませんでしたね。
カラッと笑えるギャグが続いたら続いたでくどくなるので、これが手頃なペースなのかもしれません。
予習レビュー
「アホのおっちゃん」という役名が発表された際、ブログ主は考えました。
ニックネームが役名になっているこのキャラクターは、『カムカムエヴリバディ』の「こわもての田中」のような単発出演のキャラではないかと。
しかし意外や意外。
「アホのおっちゃん」は、まあまあ大事な役割を担っているようです。
そして大事な役割の一つが今回さっそく描かれます。
主人公の鈴子ちゃんが「義理と人生」を普段の生活の中で学ぶという役割を。
「アホのおっちゃん」の大事な役割はこの先にもまだあります。
ここでは詳しくは省きますが、鈴子ちゃんの出生にはある秘密があります。
両親はもちろんそのことを承知していますが、鈴子ちゃんも弟の六郎くんも「秘密」は知りません。
しかし、その「秘密」の存在が暗示される場面があります。
鈴子ちゃんが熱を出して倒れた際、熱にうなされて変な夢を見ます。
その夢の中に六郎くんと「アホのおっちゃん」が登場。
「アホのおっちゃん」は六郎くんに対して、鈴子ちゃんと六郎くんは本当の姉弟ではないと告げる、そんな夢を見ます。
「アホのおっちゃん」、なかなか重要な役割をふたつも持っています。
なお、「アホのおっちゃん」は最後は結婚もします。
ただの単発出演キャラでは終わらないようです。
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えっと、前作は『まんぷく』でしたっけ…
授業の挨拶での頭ゴチンと風呂屋のメンバー紹介で明るめの作品か!
と思ったが今日の過去描写でしっかり悲しい部分も見せてくる
オープニングのノリノリな感じも慣れてきて、楽しくなってきた
緩急がありそうで楽しみです
鈴子ちゃんの第一人称がワテ
買い物ブギへの複線ですかね?
赤い着物と青い着物
大正末期大大阪時代の潮騒のメモリーズだ
還暦のたつお様のコメントに反応します
個人的には吉本せいさん役は中森明菜さんを熱望してましたね
理由は過去にコメントしてますので割愛します
明菜さんも還暦前、復帰するタイムリミッまで長くない
ジャニーズ事務所圧力の被害者であり芸能界にとってかなり大きな損失が彼女
12年前が登場。病弱な中越典子と、抱かれている鈴子以外に、横に寝ている赤ん坊と。
風呂屋開業が5年前とは。さすがに子役の鈴子を出すには幼すぎるので病気と言うことに。しかし5年で常連客もいついて、おっちゃんは、案外福の神なのかも。
なぜか改行キーが使えない。
「買い物ブギ」、今聞くとまるでヒップホップ「あてほんまによいわんわ~♬」ところで名乗る程の者様がご心配されていた吉本せいさん役は小雪さんに決まりましたね。思いっきりラスボス感強いなあ。「10万円持っとったけどー。」岡部さんいいキャラ。なだぎさんタダだから適当な事言ってる。勝手に代筆すな。「義理と人情を秤にかけりゃ~♬」たい子ちゃん色々つらい。「嫌な事は嫌って」ご時世がら響く台詞。一瞬のお母ちゃんの沈黙。回想。あの女の人ひょっして?お祭りに行くと展開が変わる。定番、早くも将来への道筋が。
買い物ブギ
笠置さんの大ヒット曲のタイトルですが同じタイトルの曲がキャンディーズにもありました、藤本美樹さんのソロ(作詞作曲も)で後楽園球場での解散コンサートのセトリにも入っています
母親の伊藤蘭さんの僚友の曲と同じタイトルの曲を娘が朝ドラヒロインとして歌う
わたしたちは永遠にキャンディーズ
同じく僚友だった田中好子さんの葬儀で伊藤蘭さんが読んだ弔文から
これも何かの縁なんでしょうね