おかえりモネ

百音が気象予報士に注目 / おかえりモネ 第10回

2021年5月28日(金)第2週「いのちを守る仕事です」

あらすじ

圭輔の介抱に関する菅波からのアドバイスを聞かされた百音は焦りました。子供の圭輔は雨に濡れて低体温症になっていることが考えられる。圭輔を眠らせてしまうと命が危険にさらされる。圭輔を決して眠らせてはいけない、それが菅波のアドバイスでした。

百音は圭輔を無事に救助。圭輔の父親から感謝の言葉をかけられました。しかし医師の菅波は、百音は人の助けを借りただけだ、森林組合の職員になったらプロになれと手厳しい言葉を発し、百音を落ち込ませました。

そんな中、百音のもとに朝岡から電話がかかってきました。百音が遭遇した雷雨の状況を、朝岡は聞き出しました。山中で百音が雷雨に遭ったときの詳しい状況を知ることで、その情報を今後の気象予報に役立てようと浅岡は考えていたのです。

朝岡は気象予報士という仕事に誇りを持っていました。そして、気象予報士という職業に真剣に向き合う朝岡の言葉に心を動かされた百音は、気象予報士という仕事に興味を持ち始めるのでした。

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予習レビュー

モネちゃんがピンチから脱することができました。

そして、そのピンチを通してモネちゃんは今後の天職となる仕事の持つ価値に気がつくことができました。

ところでモネちゃんが「この島を離れたい」という理由から実家を出た理由。

それは、自分が何かの役に立てる天職を見つけたいという願望にあったようです。

本人がその願望を自覚しているかどうかは定かではありませんが・・・

島の中では人の役に立つ天職は見つからない。

そう直感したモネちゃんが天職に少しだけ近づきました。

さて、モネちゃんがこの仕事なら人の役に立つことができると心から実感できる天職。

そんな天職に巡り合ったとき、モネちゃんの中にある「この島を離れたい」というダークな気持ちが癒されるのかもしれません。

「この島を離れたい」という気持ちが清算されたとき。

そのときが本作のタイトルでもある『おかえりモネ』の瞬間なのかもしれません。

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感想

医師の菅波先生がモネちゃんに投げかけた手厳しい言葉がとても深い。

言い方はきついけど、お若いのにするどいところを突いてきます。

「正式な職員になったのならプロになれ」

正式な職員になったら責任が生じる。

新人や半人前という言い訳は通用しない。

人の生命を預かる職業の菅波先生ならではの仕事の対する厳しい考え方です。

しかし・・・

上の言葉ならプロの自覚を持って自らの仕事に当たる人なら誰もが考えることかと。

一方、次の言葉はリーダーの資質を感じさせます。

「正式な職員になりながらやりたいことを見つけたいというのはここの人たちに失礼」

森林組合に就職したのは、やりたいことを見つけるための腰掛けのつもりか。

菅波先生はモネちゃんにそう言いたかったのでしょうか。

森林組合の仕事は、時に人の生命に対して責任を持つ場合がある。

今回の森林学校がいい例です。

そんな仕事をしながら、気持ちはどこか別の方を向いていては、実に危なかったしい。

危急の場合でなくても、森林組合の仕事に全身全霊で取り組んでいる他の職員たちの中に混じって、心ここに在らずの状態で仕事をするのは失礼。

菅波先生の言葉、もっともです。

菅波先生は畳み掛けるように厳しい言葉を投げかけます。

「まだ何も見つけてないのに父親に啖呵を切るのは甘えだ」

菅波先生、ご自身のお父上との間に確執を抱えているのかもしれません。

お父上のことは尊敬している。

しかし、お父上が自分に求めてくる生き方には従えない。

そんな複雑な気持ちを菅波先生は胸の内に秘めているのかも。

菅波先生が生まれ育った環境が気になり始めました。

菅波先生に持って行かれた第10回

『おかえりモネ』第10回、ブログ主は菅波先生にすべてを持って行かれてしまいました。

そして『おかえりモネ』の中で、ブログ主にとって最も興味深いキャラになりました。

一方、高校を卒業して早々にプロの意識を叩き込まれたことはモネちゃんにとって幸運でした。

菅波先生の手厳しい言葉が、モネちゃんに良い影響を与えますように。

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POSTED COMMENT

  1. たいとうみほ より:

    先の投稿がちょっとおかしな形になってしまったので再送します申し訳ありません。
    山歩きの引率者になる為に必要な知識や技術が、モネちゃんには乏しかった。これは菅波先生の指摘を甘んじて受け入れなければならない事です。朝岡さんが電話に出られない時間帯だったらどうなったか。菅波先生も、サヤカさんが各方面に電話している場面に居合わせたのは偶然でしょう。診察室から一歩も出ていなかったら低体温症への対応はできませんでした。しかし、下手に自分で何とかしようとせず、専門家に助けを求めたのはファインプレーです。本当に仕事のできる人というのは、自分にはできない事が自覚できる人、謙虚になって人に応援を求められる人だそうです。無能な人はできない事を自分で何とかしようとして、事態を更に悪化させます。

  2. たいとうみほ より:

    山歩きの引率者になる為に必要な知識や技術が、モネちゃんには乏しかった。これは菅波先生の指摘を甘んじて受け入れなければならない事です。朝岡に無能な人は、自分にできない事を何とかしようとして事態をさらに悪化させます。

  3. あさのあさみ より:

    菅波先生の厳しくも深い指摘の数々、ド正論ではありますが、社会人になりたてのまだ18才の女の子に真正面から言うなんて!普通できませ〜ん
    できちゃうのは、愛があり、早く成長して欲しい期待がある場合(サヤカさんだったらありえます)。
    でも、今のところ、菅波先生はモネちゃんに対してそこまでの気持ちはないので、考えられるのは、過去の自分に関する後悔からの八つ当たり。新人の頃の甘さから来る何かしらの失敗を思い出してしまうから厳しくなってしまうのでしょう。それは「感謝の言葉は麻薬です」という台詞からも伺えます。
    朝蔵さんと同じく、菅波先生に興味津々です。

    でも、菅波先生、有用な知識を持っている人にすぐ連絡できるのも立派な情報収集能力だし、人脈は財産ですよ〜

  4. 丹善人 より:

    たまたまだけど、お父さんのグッジョブ。そういう伏線だとは気がつかなかった。
    2週目にして主人公の道が決まった。

  5. zebra より:

    ケイスケが自分勝手な行動ばかり繰り返していたのは、切迫早産で長い間入院している母親と離れて暮らしていることへの寂しさの裏返しだったのかもしれない。真面目なテーマなだけにいろいろと考えさせられる回だった。

  6. 千秋様ファン。 より:

    モネだからこそ、助かったんじゃん。
    他人の力を借りることも、大事な判断だった。
    お医者の先生は、何かの八つ当たりしてるよね。

  7. 秋桜おばさん より:

    菅波先生、辛口ですねー。
    モネちゃんは、極限の中情報を得る為に出来るだけのことをしたし、そのことをあれこれあげつらうこともなかったのに。
    そこまで言われなきゃいけないのかなぁ。
    菅波先生も闇を抱えてるみたいだ。

    モネちゃんは喜怒哀楽をあまり出さないけど、よくある朝ドラのヒロインみたいな(それはないだろって感じの)ありえない失敗や、ありえないはしゃぎっぷりがない分、安心して見ていられます(笑)

  8. 還暦のたつお より:

    ヒロインに対して、正論で叱責するイケメンって、のちのち、ヒロインに好意を持たれるケースが多いのだけれど果たして?スマホ圏外でなくて良かった。山中ではスマホの予備バッテリーは必須です。地元おばちゃん達の炊き出し美味しそう。圭輔君と弟との泣かせるエピソード。菅波医師の指摘にへこむモネに、朝岡さんは、プロとしての矜持と生き方をさりげなく指南します。これでモネの針路が少し動きはじめたような。

  9. オペラ座の怪人 より:

    全員無事で、良かったね。

    弟は、まだ、生まれていなかったかあ。

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    それにしても、お医者、
    そんなこと、言うなよ。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  10. よるは去った より:

    圭輔「すっげえ・・・・・変な音・・・・・・。」

    数年後、圭輔君にまた会えるかな。
    そしたら、
    圭輔「変な音だったけど・・・・・でもそのおかげで僕の命は助かった・・・・・・。」
    なんて言わせてみたい。

  11. 魁光3号 より:

    天気は空と水で繋がっている。

    気仙沼と登米、モネを繋ぐツールとなり故郷の為になるヒントを得たようです。

    参考書に書かれていた
    「気象予報士は人の命を救う仕事です」

    そういえば菅波くんも第2回で
    「人の命を救いたいからです」と医者への志望動機を語っていました。
    そして週題もしっかり回収されました。

    モネが気象予報士を志す理由がしっかり描かれることになった週でしたね。

  12. 魁光3号 より:

    ただわたわたしながらもスマホというツールを使い、指示を聞きながら圭輔くんを助けたモネ。
    菅波くんの苦言は厳しいがど正論。

    でも分からないことは分からないと割り切り、他人へ素直に耳を傾けるモネの素直さと人間力が無ければ助からなかったことは事実。その判断は非常に良かった。

    気になったのは菅波くんの次のセリフ。
    「父親に啖呵を切ることなんてできない。甘えている。」

    八つ当たりにも聞こえますが、菅波くんは家族関係で問題ありなんでしょうか?
    過去に親と一悶着あったとしか思えません。

    ここまでのネタバレにはそのエピソードはありませんが、後半に回収されるのでしょうか?

  13. よるは去った より:

    圭輔「何だ・・・・・・・その音・・・・・・・・・?」
    百音「寝るとこれ吹くからかね・・・・・・・・・。」

     緊迫した場面でありながら何かニヤリとしてしまいました。

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