2023/4/7(金)第1週「バイカオウレン」
あらすじ
年が明けヒサの容態が悪化しました。こん睡状態におちいるヒサを元気づけようとして万太郎はヒサが好きなバイカオウレンの花を探しに行きました。しかし裏山の神社ではバイカオウレンの花を見つけることができませんでした。
そこで万太郎は、バイカオウレンの花を見つけたい一心で、立ち入ることが禁じられている奥山にまで足を踏み入れることにしました。同じころ、なかなか家に帰ってこない万太郎を案じた綾と竹雄は、万太郎を探しに裏山に向かいました。
雪が降り始める中、万太郎はようやく探していた花を見つけることができました。しかし、万太郎は花を見つけた崖の下から出ることができなくなりました。そんな中、万太郎は綾と竹雄に助けられ、家に戻ることができました。
しかし、万太郎、綾、タキに見守れながらヒサは息を引き取りました。月日は流れ季節は春。バイカオウレンの花が咲きほこる神社の裏山でヒサと「天狗」の幻を見た万太郎は、自分の進むべき道を見つけるのでした。
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感想
涙腺をやれました
本作の関係者向け試写会の様子を伝えた記事の一つに、ヒサさんを演じた広末涼子さんが号泣したと語るものがありました。
ご自分が出演しているのだからリップサービスなのかな。
広末涼子さんの言葉をそんなふうに認識していたブログ主でしたが、おもいっきり涙腺をやれてしまいました。(笑)
ヒサさんが息を引き取る場面。
春になり、ヒサさんの幻が万太郎くんの目の前にあらわれる場面。
さらに、そこに現れた坂本龍馬の幻。
こういった超現実的な演出は好き嫌いが分かれるところですが、ブログ主は大好物。
そして今回の中で最も涙腺をやられたのはこうした場面でした。
松坂慶子さんの名演
鬼のような形相のタキさんの顔が目について離れません。
それに加えて怖かったのが、絞り出すような声。
こんな場面では往々にして役者さんは絶叫しますが、絶叫ではなく絞り出すような声。
大女優の風格にノックアウトされました。
ブログ主は、今回はほぼほぼ松坂慶子さんの名演に持ってゆかれました。
すごい仕事を見せてもらいました。
安定の竹雄少年
ブログ主が最も注目している竹雄少年が今日も安定して好青年ならぬ好少年。
万太郎くんのお目付役というミッションに対して一途でブレない姿勢。
いつも真っ直ぐに相手を見つめる瞳が美しい。
成長後も、竹雄くんは竹雄くんのままであってほしい。
それがブログ主の願いです。
綾ちゃんの負い目
綾ちゃんの中にある万太郎くんへの負い目が綾ちゃんの口から語られました。
綾ちゃんは言いました。
あべこべだったら良かったのに、すなわち自分が男として生まれて万太郎くんが女として生まれた良かったのに。
そうすれば自分が大人になれば蔵人と一緒に働ける。
しかし・・・
自分は万太郎くんのように蔵人を笑顔にすることができない。
万太郎くんの中に芽生え始めている当主の風格やリーダーシップの資質を綾ちゃんは見抜いているらしい。
それに関わらず、綾ちゃんは万太郎くんに対して嫉妬心を抱くようなことがありません。
多少の嫉妬心はあるでしょうが、その嫉妬心を万太郎くんや他の誰かにぶつけるようなことは決してしない。
そんな育ちの良さが見ていて心地よい。
成長後も、綾ちゃんも綾ちゃんのままであってほしい。
これもブログ主の願いです。
万太郎くん
そして成長後も、万太郎くんは万太郎くんのままであってほしい。
今回の最後にヒサさんと坂本龍馬からもらった言葉をいつまでも大切にする大人になってほしいと切に願っています。
予習レビュー
今週のサブタイトルになっている花の名前「バイカオウレン」が回収されます。
今週の水曜日の回で、ヒサさんが「バイカオウレン」の花をこよなく愛していることが描かれました。
そして今回、ヒサさんの容態が悪化。
残念ながらヒサさんは帰らぬ人となります。(おそらく今回の中で)
ヒサさんがいよいよ危ないというタイミングで、万太郎くんはヒサさんを元気付けるために「バイカオウレン」を探しに裏山へ。
まだ幼い万太郎くんは「バイカオウレン」を見ればヒサさんは回復すると信じたかったのでしょう。
しかし季節は冬。
「バイカオウレン」は裏山の神社ではなかなか見つからない。
それでもお母さんのために「バイカオウレン」の花を見つけたい一心の万太郎くんは、立ち入りが禁止されている奥の山へ。
上記のような万太郎くんの行動。
そしてヒサさんの死。
これらエピソードによって「バイカオウレン」が強く印象づけられ、サブタイトルが涙とともに回収され、第1週は終わります。
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結界を破り山中へ、必死の思い。関係無いけど神木さんの「千と千尋の神隠し」の時の役名は坊だったような。お母さんもう臨終か?万太郎君すんでの所で竹雄君と綾ちゃんに救助され。臨終に間に合うか。祖母の怒りでも叩かずに万太郎を抱きしめる、死に目には会えたが、命懸けで取った花が違っていた。母との最期の別れ。あれ、竜馬さん。でも多分空想。死して息子に最後のメッセージを伝える母の愛情。今回はお話の流れを追うだけで感想書けなかった。ごめんなさい。まだドラマの性格を掴み切れてない、次週で何とかしたい。
万太郎「お母ちゃんの好きな花とちゃう・・・・・・・・・。」
このことが
万太郎「わしはこの花の名前が知りたい・・・・・・・・。」
そして万太郎君のライフワークへということになっていくのですね。