2023/10/4(水)第1週「ワテ、歌うで!」

あらすじ

親友のタイ子に義理を返したい一心の鈴子のお節介によって、タイ子が松岡のことが好きだということが男子たちにバレてしまいました。男子たちはタイ子を芸者の子、妾の子だとバカにしました。

鈴子は男子たちに抗議。しかし意外にもタイ子が強い言葉で言い返し男子たちを唖然とさせました。続けてタイ子は松岡への気持ちを打ち明けるものの、松岡には他に好きな人がいました。タイ子は失恋するものの、鈴子の気持ちに感謝しました。

その年の暮れに元号が昭和に変わり、年が明けて昭和2年(1927年)正月。小学校を卒業後は実家の銭湯の手伝いをすると思い込んでいた鈴子に対してタイ子が言いました。私が鈴子なら花咲に行くと。

そのタイ子の一言がきっかけで鈴子は自分の将来をどうするか悩み始めました。思い詰めた鈴子はツヤに相談しました。相談を受けたツヤは鈴子に言いました。人はこれだと思うことを見つけないといけないと。

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感想

ほぼほぼ子役ちゃんたちのお芝居だけで成り立つ回でした。

そして将来のことを考え始める鈴子ちゃんとタイ子ちゃんの姿を見て、子供たちがこの先どうなってゆくのかが気になり始める回でした。

子役ちゃんが活躍した今回、子役ちゃんと子役ちゃんが演じたキャラクターの将来をまとめてみました。

タイ子ちゃん

タイ子ちゃんはこの先どうなるのか。

改めて情報を見返してみました。

タイ子ちゃんは今回、女学校に進学し、その後はお母さんのように芸者の道に進もうかなと発言。

今後、タイ子ちゃんは今回のセリフの通りの道に進むようです。

タイ子ちゃんは今もお母さんから日本舞踊を習っていますが、この先もずっと日本舞踊を習い続けることが考えられます。

そして、芸の道に進むことがアナウンスされています。

芸の道に進むことで、大人になった後も鈴子ちゃんとの接点ができるのかもしれません。

なお、大人になったタイ子ちゃんを演じるのは藤間爽子さん。

『ひよっこ』では、あかね荘の大家さんの若い頃の悲恋を。

『ちむどんどん』では、騒ぎを起こしまくった末に主人公の沖縄料理屋を引き継いだ料理人・矢作くんの奥様を演じた女優さんです。

なお、チビタイ子ちゃんを演じる子役ちゃんは清水胡桃ちゃん。

『あさが来た』では、加野屋の中番頭・亀助さんと女中・ふゆちゃんの娘・ナツちゃんの2歳のころの役。

なお、ふゆちゃんを演じたのは清原果耶さん、成長後のナツちゃんを演じたのも清原果耶さんでした。

『おちょやん』では、実家を出た主人公が働く芝居茶屋「岡安」の女将の娘・みつえ役。

みつえちゃんは成長後、幼なじみ・福助くんに恋をした末に結婚するものの、福助くんが戦死する悲劇を経験する悲劇のキャラクターでした。

『べっぴんさん』では佳世子役。

しかし佳世子がどういうキャラクターだったのか記憶がありません。

以上の作品を経て朝ドラはこれが4作目です。

六郎くん

松岡くんのことを好きなのは誰なのかを暴露してしまった六郎くん。

正月に家の手伝いもせずに亀に夢中の六郎くんは成長後も亀に夢中というマイペースぶりを発揮。

そんな六郎くんの成長後の姿を演じるのは黒崎煌代さん。

本作『ブギウギ』が俳優デビュー作品。

デビュー作が朝ドラで、しかも主人公の弟というまあまあ重要な役。

そんな役でデビューする彼は一体何者なのか?

ちなみに六郎くんはこの先、出征への恐怖を口にするなど今のボーッとした男の子からは想像もできないような場面も登場します。

そのころには六郎くんに泣かされるのかも。

今は六郎くんに笑わせてもらってばかりですが・・・

ちなみにチビ六郎くんを演じる子役ちゃんは又野暁仁くん。

『舞いあがれ!』で、東京の学校で不登校になり五島での山村留学にやってきた朝陽くんを演じた子役ちゃんです。

『スカーレット』では、20代で白血病で早逝した主人公の息子の幼少期を演じています。

朝ドラの子役はこれが3作目です。

花咲

前回に引き続き「花咲」の名前が登場。

しかも2回も。

もっとも鈴子ちゃんは「花咲」が何だったのかをまるで覚えていませんでしたが。

次回あたりには鈴子ちゃんは「これやというもの」を見つけるのでしょう。

鈴子ちゃんの「これやというもの」とは花咲。

しかし花咲はすぐに「これやというもの」ではなくなってしまいますが、詳細は本欄では伏せておきます。

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予習レビュー

大正天皇の崩御によって元号が大正から昭和に改まったのは1926年12月25日。

その年の12月24日までは大正15年、12月25日からは昭和元年。

そして翌年の1927年は昭和2年です。

昭和2年(1927年)は前作『らんまん』の最終週、大泉村に新たにかまえた屋敷で、白髪になった万太郎くんと寿恵子ちゃんが幸せに暮らしていたころです。

今回はそのころのお話です。

どうやら鈴子ちゃんは、小学校を卒業した後は両親が営む銭湯の手伝いをし、それなりの年齢になったらどこかに嫁にゆく。

当時の女子としては普通の人生を歩むと漠然と考えていたらしい。

多くの朝ドラのヒロインは高校卒業を目前にしたタイミングで自分の進路に悩みはじめるのが定番の展開です。

異例の展開の一つは前々作『舞いあがれ!』でした。

ヒロインが進路に迷い始めたのは大学在学中。

一方、本作のヒロインは小学校卒業を目前にしたタイミングで将来の進路が悩みになるようです。

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