本放送:2021年11月29日(月)
再放送:2024年12月16日(月)
第5週「1946−1948」

あらすじ

稔の戦死が知らされてから半月が経過。安子は、稔の戦死を受け入れられずにいました。そして、稔のことを片ときも忘れられず、泣き暮らす日々を送っていました。そんな安子にとって、るいの成長だけが唯一の心の支えでした。

稔の戦死を受け入れられずに苦しんでいるのは美都里も一緒でした。そして、深く落ち込む美都里は、安子にきつくあたるようになっていました。美都里は安子に言いました。稔の人生を狂わせたのは安子だ。安子は疫病神だと。

正気を失った美都里を見かねた千吉は安子に言いました。正気を失った美都里と暮らしていても安子が苦しむだけだ。稔の喪が明けたら、るいを雉真家の養女にして再婚し、新しい人生を生きてほしいと。しかし、安子は千吉の申し出を断りました。

その日の真夜中、千吉と安子のやりとりを聞いていた勇は、安子に金を手渡しながら言いました。この家を出て、るいと二人で暮らしたらいい。るいと二人で暮らすために、この金を使ってほしいと。

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予習レビュー

前週の最後に稔くんの戦死が知らされた安子ちゃんでしたが、今週も大きな試練から始まります。

さて、稔くんの少し後に出征した勇くんは無事に帰って来ることができたようです。

祖母と母親を戦争で失い、父親も戦後まもなく病死してしまった安子ちゃんにとって、自分のことを心から気にかけてくれるのは勇くんだけです。

勇くんがどのようなはたらきを見せてくれるのか、詳細はまだ不明ですが、戦後も安子ちゃんを支え続けてほしいものです。

一方で、いよいよ美都里さんが鬼母ぶりを炸裂しはじめましす。

安子ちゃんと美都里さんの最初の出会いの場面。

雉真家から入った和菓子の注文を安子ちゃんが自転車で届けに行く場面でしたが、安子ちゃんに注がれる美都里さんの冷たい視線を見て、ブログ主は嫌な予感がしていました。

美都里さん、もしかして『ごちそうさん』で苛烈ないけずぶりを発揮した和枝姉さんのようなポジションに立つことになるのではないかと。

残念ながらブログ主の悪い予感は当たってしまいました。

そして、第5週で安子ちゃんは一時期大阪に移るようなことが事前にアナウンスされていたのですが、安子ちゃんが大阪に行く理由も少しだけ見えてきました。

雉真家を追い出された安子ちゃんは、もはや岡山には帰る実家もない。

何らかの事情から、かつて稔くんが暮らしていた大阪に行くことになるのかもしれません。

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感想

勇くんは今日も男前

前週に引き続き安子ちゃんの受難の週が始まりました。

美都里さんが安子ちゃんにきつく当たり散らす。

そんな展開になることは事前に知ってはいましたが、ここまで苛烈な言葉だとは・・・

姉姑による「いけず」があまりにも激烈すぎて、離脱者が続出した『ごちそうさん』の和枝姉さんを軽々と超えてました。(怖)

もっとも和枝姉さんの厳しすぎる言動の数々は、いつも反論の余地のない正論でした。

一方で美都里さんの厳しすぎる言動は、正気を失った中での正論とは真逆のものばかり。

比較する性質のものではないかとは思いますが・・・

「安子が嫁に来てから稔の人生が狂った」
「稔を死なせたのは安子だ」
「疫病神はこの家から出て行け」

正気を失ったとはいえ、ここまで言ってしまうとは。

一方の安子ちゃんも、自分自身も立ち直れずに泣き暮らしている中で、ここまでの言葉を浴びせかけられて、その苦痛は筆舌に尽くし難いものがあるかと。

そんな中で勇くんがまたしても男前の姿を見せてくれました。

勇くん自身も、大学の中退を強いられ、たった一つの生き甲斐だった野球をあきらめることになり、深い失意の中にいるはずです。

心の弱い青年なら自暴自棄になっても決しておかしくない。

にもかかわらず安子ちゃんのことを思い続ける勇くん、男前すぎます。

将来、勇くんがるいちゃんにとって頼りになるおじさんとして登場することを願うばかりです。

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